2017年3月30日木曜日

目に見えない春も感じて、バランスを取る。

今年も芽吹きの季節がやって来ました。枝に出始めた若葉の芽、桜の咲く寸前のふっくらしたつぼみ。下を見れば、ヨモギの若葉、スミレ、オオイヌノフグリ・・・。

・・・・・ハックショイ!!!!!

うん、春だな。

そんな感じです。

これから5月くらいまで、ぐぐぐぐぐっと、芽吹きのエネルギーが強くなり、木々草花の生命感は私達を圧倒するほどの勢いで成長していき、鳥は愛の歌を歌い始めます。

とにかく、上に上に、気が上がってくる、そして夏に向けてむくみも始まってくる。
なんだか何となく、上と下がアンバランスな感じになりがちな時です。

これから初夏に向けて、もう一つの『春』を思い出し、感じる事で、ああ、バランスが取れるな~、と気づきました。

それは、土の中に。

草木というのは、上と同じくらい下にも伸びていくのです。私たちは目に留まる景色に圧倒されますが、大地の中では、深く広く、その根も広がっています。

だから、上と下に、伸びをしてみる。いえいえ、大空と、大地に、手足を、身体を伸ばしてみる。そして、ふ~っと緩めて真ん中に身体が戻った時、なんだか心地よいのです。
さっきよりも気の偏りがなくなっている感じ。

いつでもできるし、これからのお花見や散歩する時、ふと、伸びをして、呼吸も深くして、大地の中の生命力にも想いを馳せてみてくださいね。

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